「新しいQuest 3s、出たのは知ってるけど、実際どうなの?」 「Quest 2を持ってるけど、わざわざ買い替えるほどの価値はある?」 「VRって結局ゲームだけでしょ?他に何ができるの?」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
こんにちは!VRの世界にどっぷりハマり、Quest 2を使い倒してきた筆者が、ついに自腹でMeta Quest 3sを購入しました!
この記事では、巷にあふれる企業案件のような綺麗事ばかりのレビューではなく、一個人が実際に使って感じたリアルな感想を、良い点も悪い点も包み隠さずお届けします。
Quest 2からの進化点、感動したMR(複合現実)体験、そして「うーん…」と感じた正直なデメリットまで。この記事を読み終える頃には、あなたがQuest 3sを「今すぐ買うべきか」それとも「まだ待つべきか」が、ハッキリとわかるはずです。
- いきなり結論|Meta Quest 3S はどんな人にお勧めか?
- Meta Quest 3S の特徴
- 【徹底比較】Meta Quest 3sはQuest 2から何が進化した?5つのポイント
- 充分すぎる機能と価格のバランス、それがMeta Quest 3の売りです
- 【用途別】Meta Quest 3でできる最高なこと5選
- Meta Quest 3S の口コミは?
- 【ダメ!ゼッタイ!】こんなあなたはMeta Quest 3Sを選ぶと後悔するぞ!
- 正直に言う…Quest 3の3つのデメリットと解決策
- 【必須級】Quest 3と一緒に買うべきおすすめアクセサリー5選(随時更新)
- 初心者あるある「VR酔い」は大丈夫?筆者が試した酔わないコツ
- Q&A:Meta Quest 3のよくある質問
- まとめ
いきなり結論|Meta Quest 3S はどんな人にお勧めか?


Meta Quest 3sってよく聞くけど、そんなにいいの?

アダルトVR用のVRゴーグルとしては最高傑作のひとつだよ!
いきなり結論から。私が実際に使ってみて感じたのは、Meta Quest 3sは「VR体験を次のステージに引き上げる革命的なデバイス」だということ。その上で、購入を強くおすすめできる人と、そうでない人がいると感じました。
【こんな人には絶対「買い」!】
- Quest 2を持っていて、画質に不満を感じている人
- 最新のVR/MR技術で、未来を体験してみたい人
- PCVR(VRChatなど)をより高画質・無線で楽しみたい人
- VRでゲームも動画もフィットネスも、色々やってみたい欲張りな人
【こんな人は「待ち」でもOKかも】
長時間の連続プレイが前提で、バッテリー問題を一切許容できない人
VRをとりあえず試してみたい、コストを最優先したい人(まずは中古のQuest 2がおすすめ)
VRでやりたいことが「特定のゲーム1本だけ」など限定的な人
- VR初心者:手頃な価格で高品質なVR体験を楽しみたい。
- ゲーマー:スタンドアローンでもPC接続でも、高性能なゲーム体験が可能。
- フィットネス愛好者:VRフィットネスアプリを活用して、楽しみながらエクササイズをしたい。
- クリエイター:VR空間でデザインや開発を行いたい。
- 映画・コンテンツ鑑賞派:大画面のシアター体験を、自宅で手軽に実現したい。

Meta Quest 3S の特徴

このVRゴーグルの事をざっくり教えて!

特徴を列挙してみるね。
- 高解像度ディスプレイ(4K相当の高画質)
- リフレッシュレート 120Hz 対応(滑らかな映像体験)
- Snapdragon XR2 Gen 2 搭載(高性能チップセット)
- スタンドアローン & PCVR 両対応(多様なプレイスタイルが可能)
- パススルーカメラ搭載(MR体験ができる)
- 新型コントローラー(精度向上&ハプティックフィードバック搭載)
- 快適な装着感(軽量設計&ヘッドストラップ改良)
- アプリの豊富さ(Oculusストアの広範なコンテンツライブラリ)

スマホなしでも使えるってのは便利だね!
【徹底比較】Meta Quest 3sはQuest 2から何が進化した?5つのポイント
見た目や箱だけでなく、中身はもっと劇的に進化しています。Quest 2ユーザーが「買い替えたい!」と思うであろう、5つの重要な進化点を解説します。
①圧倒的な画質向上!もう「網戸」とは言わせないパンケーキレンズ
Quest 2でよく言われた「網戸感(スクリーンドア効果)」。映像のピクセル間に格子が見えてしまう現象ですが、Quest 3sではこれがほぼ完全に解消されました。
新しく採用された「パンケーキレンズ」のおかげで、視界の隅々までクッキリとシャープな映像が広がります。Quest 2の映像が「少しぼやけたブラウン管テレビ」だとしたら、Quest 3は「4K液晶テレビ」です。この差は、一度体験したらもう元には戻れません。
②現実世界がカラーで見える!感動のMR(複合現実)体験
Quest 3s最大の目玉機能が、この**カラーパススルーによるMR(複合現実)**です。
Quest 2ではモノクロで不鮮明だったパススルー(ゴーグルをつけたまま現実世界を見る機能)が、Quest 3sではフルカラーかつ高解像度になりました。
[ここに、パススルー機能で自分の部屋にバーチャルなオブジェクトが浮かんでいる写真]
ゴーグルをつけたままスマホを操作したり、飲み物を飲んだりするのは朝飯前。部屋の壁を突き破ってモンスターが現れたり、テーブルの上でバーチャルなペットを飼ったりと、現実と仮想が融合する体験は、まさにSF映画の世界です。
③薄く、軽くなった本体とフィット感
前述の通り、本体が薄くなったことで重心が顔に近づき、体感的な重さがかなり軽減されました。Quest 2では前に引っ張られる感覚がありましたが、Quest 3sではそれが少なく、首への負担が明らかに減っています。長時間のプレイを考えると、この差は非常に大きいです。
④リングが無くなり快適になったコントローラー
トラッキングリングがなくなった新しいTouch Plusコントローラーは、ただコンパクトになっただけではありません。触覚フィードバックがよりリアルになり、VR空間のオブジェクトを「掴んでいる」感覚がさらに増しました。
⑤処理性能アップで何が変わる?
搭載されているチップがQuest 2の倍以上のグラフィック性能を持つ「Snapdragon XR2 Gen 2」に進化。これにより、よりリッチで美麗なグラフィックのゲームが楽しめるようになります。今後のQuest 3s専用・最適化アプリの登場に期待が膨らみます。
充分すぎる機能と価格のバランス、それがMeta Quest 3の売りです


このVRゴーグルの一番のポイントはどこかな?

機能性の高さと価格帯、そのバランスが絶妙なんだ!
Meta Quest 3S は、上位モデルの Meta Quest 3 に比べて若干スペックを抑えながらも、価格を抑えた非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。
例えば、Quest 3S でも高解像度ディスプレイとリフレッシュレート 120Hz の滑らかな映像体験はそのまま。また、スタンドアローンとしても、PCに接続して本格的なVRゲームを楽しむことも可能です。
この価格帯でMR(複合現実)機能も備えているのは驚異的で、日常のデスクワークに取り入れることも可能。たとえば、バーチャルデスク環境を構築して、広いデジタルワークスペースを実現できます。これはリモートワーカーやクリエイターにとって、魅力的なポイントとなるでしょう。
さらに、アプリの対応状況も非常に優れており、Metaストアにはゲーム、フィットネス、映画、教育コンテンツなど、幅広い選択肢があります。特に「Beat Saber」や「Resident Evil 4 VR」などの人気ゲームタイトルにも対応しているため、ゲーマーにも嬉しいVRゴーグルです。

【用途別】Meta Quest 3でできる最高なこと5選
では、この進化したスペックで具体的に何ができるのか?私が実際に試して「これは最高だ!」と感じた体験を5つご紹介します。
①ゲーム:没入感がヤバい!おすすめ定番&新作ゲーム
高画質化の恩恵を最も受けるのがゲームです。特に「Asgard’s Wrath 2」や「Red Matter 2」のようなグラフィックが売りのゲームでは、その世界に本当にいるかのような没入感を味わえます。MR機能を使った「First Encounters」では、自分の部屋でエイリアンと戦うという新感覚の体験が楽しめます。
②動画鑑賞:自分だけのIMAXシアターが目の前に!
Prime Video VRやYouTube VRアプリを使えば、目の前に巨大なスクリーンが出現。映画館の特等席で鑑賞しているような贅沢な体験ができます。寝ながら天井にスクリーンを映してリラックスタイム…なんてことも可能です。画質が向上したことで、字幕もクッキリ読みやすく、動画鑑賞デバイスとしての実用性が格段に上がりました。
③フィットネス:楽しく汗をかける!もうジムは要らない?
「Beat Saber」や「Les Mills Bodycombat」のようなフィットネス系アプリなら、ゲーム感覚で楽しく汗を流せます。わざわざジムに行かなくても、自宅で本格的なワークアウトが可能。夢中になってプレイしていると、1時間があっという間です。
④PCVR(VRChat):有線も無線も高画質で快適!
PCと接続してより高度なVR体験をするPCVR。特に人気の「VRChat」では、Quest 2の無線接続(Air Link)では画質の劣化が気になりましたが、Quest 3はWi-Fi 6Eに対応したことで、無線でも有線に迫る高画質でプレイ可能になりました。ケーブルの煩わしさから解放されるのは最高です!
⑤仕事・作業:マルチディスプレイは本当に実用的か?
MR機能を使って、現実空間に複数のバーチャルディスプレイを並べて作業する…そんな未来的な働き方も可能です。「Immersed」のようなアプリを使えば実現できますが、正直なところ、長時間のテキスト作業などにはまだ厳しいと感じました。パススルーの画質は向上したものの、キーボードの文字を完璧に認識するには至らないためです。今後のアップデートに期待したいところです。
Meta Quest 3S の口コミは?

ユーザーの生の声を聞きたいかも!

良いレビューも、悪いレビューも紹介してみよう!
実際に Meta Quest 3S を購入したユーザーのレビューをいくつか紹介します。
良いレビュー
- 「この価格でこの性能は驚き!VRゲームだけでなく、MR機能で仕事にも使える。」
- 「Quest 2 からの買い替えだけど、解像度と快適性が格段に向上していて満足!」
- 「PCVRとしても使えるのが嬉しい。SteamVRとの相性も良く、ワイヤレスプレイも快適。」
- 「フィットネス用途にぴったり!VRエクササイズが楽しすぎて、ジムに行く回数が減った。」
悪いレビュー
- 「Quest 3 と比べると若干スペックが劣るので、最先端の体験を求める人には物足りないかも。」
- 「初期設定に少し時間がかかるのが難点。でも、一度セットアップすれば問題なし。」
- 「バッテリーの持ちはもう少し改善してほしい。」
- 「ストラップのフィット感は良くなったが、長時間装着すると少し疲れる。」

バッテリー持ち以外は特に問題なしって感じかな?これ、欲しいかも!
【ダメ!ゼッタイ!】こんなあなたはMeta Quest 3Sを選ぶと後悔するぞ!

誰でもがこのVRゴーグルを選んでいいわけじゃないよね?

そうだね。例えば以下のような人には合わないかも???
- 最高性能を求める人 → Quest 3 や PCVR専用デバイスの方が向いている。
- 有線接続にこだわる人 → 充電しながらの使用は可能だが、完全有線のモデルに比べると不便。
- 長時間使用を想定している人 → バッテリー持ちは約2時間で、長時間プレイには外部バッテリーが必要。
- 超高音質を求める人 → 内蔵スピーカーの音質は良いが、外部ヘッドホンを使った方がより没入感が増す。
- PSVR2 や他のエコシステムに既に投資している人 → Questシリーズは独自エコシステムなので、他のVRプラットフォームとの互換性には注意。
もっと高性能のVRゴーグルがいい!って人は、以下の記事をご参考になさって下さいね。
正直に言う…Quest 3の3つのデメリットと解決策
ここまで良い点ばかりを挙げてきましたが、もちろん完璧なデバイスではありません。実際に使って感じたデメリットと、その解決策も正直にお伝えします。
①バッテリー持ちは正直悪い【解決策アリ】
高機能になった分、バッテリー消費は激しく、単体での連続プレイ時間は2時間弱といったところ。これは明確なデメリットです。
【解決策】:サードパーティ製のバッテリー付きストラップを購入するのが最もおすすめです。プレイ時間が倍以上に延び、装着感も向上するため一石二鳥です。
②標準ストラップだと顔が痛い…
標準の布製ストラップは、正直言ってフィット感がイマイチです。しっかり固定しようと締め付けると顔に食い込み、長時間プレイすると痛くなってきます。
【解決策】:これもバッテリー付きストラップ同様、サードパーティ製の「エリートストラップ」に交換することで劇的に改善します。後頭部をしっかり支えてくれるため、フィット感が格段に向上します。
③まだコンテンツが少ない?
Quest 3sの性能を最大限に活かした「専用アプリ」は、まだ出揃っていません。ほとんどのアプリはQuest 2と共通のため、性能を持て余している感は否めません。
【解決策】:こればかりは「時間を待つ」しかありません。しかし、Quest 3sは今後のVR市場の主役になることは間違いないため、魅力的な専用コンテンツが続々と登場するはずです。
【必須級】Quest 3と一緒に買うべきおすすめアクセサリー5選(随時更新)
Quest 3は本体だけでも楽しめますが、アクセサリーを追加することで快適性が爆上がりします。私が「これは絶対に買うべき!」と感じたものを5つご紹介します。※このセクションは新しいおすすめ品を見つけ次第、随時更新します!
- バッテリー付きエリートストラップ:快適性とプレイ時間を両立する最強アクセサリー。
- シリコン製接顔カバー:汗や汚れを防ぎ、清潔に使えます。フィットネス利用者は必須。
- 度付きレンズアタッチメント:メガネユーザーの救世主。メガネの煩わしさから解放されます。
- コントローラー用ナックルストラップ:コントローラーを手から離しても落ちなくなるため、没入感が向上します。
- 専用収納ケース:ホコリや衝撃から守るために。持ち運ぶ際にも便利です。
初心者あるある「VR酔い」は大丈夫?筆者が試した酔わないコツ
VRで心配なのが「VR酔い」。私も最初は少し酔いましたが、以下の点を意識することでかなり軽減できました。
- まずは動きの少ないコンテンツから始める
- プレイ時間を短くし、こまめに休憩する
- 設定で「テレポート移動」が選べるゲームはそちらを選ぶ
- 酔い止め薬を試してみる
慣れの部分も大きいので、焦らず少しずつVRの世界に身体を慣らしていきましょう。
Q&A:Meta Quest 3のよくある質問
Q. メガネをかけたまま使える?
A. 多くのフレームのメガネは使用可能です。接顔パーツの深度を調節できる機能がついています。ただし、大きなフレームのメガネは干渉する可能性があるため、前述の「度付きレンズアタッチメント」の利用が最も快適でおすすめです。
Q. 128GBと512GB、どっちを選べばいい?
A. ほとんどの人は128GBで十分です。ゲーム一本あたりの容量は数GB~十数GB程度のものが多く、遊び終わったゲームを消していけば容量不足に悩むことは少ないでしょう。たくさんのゲームや動画を常に本体に入れておきたいヘビーユーザーは512GBを検討しましょう。
Q. 設定は難しい?
A. 非常に簡単です。 スマートフォンのアプリと連携させ、Wi-Fiに接続すれば、あとは画面の指示に従うだけ。機械が苦手な人でも15分もあれば完了します。
まとめ


スタンドアローン機としては充分すぎる性能って事がよーくわかった!

最初の一台目としては一番人気だよ!
Meta Quest 3sは、VR初心者からヘビーゲーマーまで幅広い層におすすめできる、高コスパのVR/MRヘッドセットです。もちろん、アダルト系との相性も抜群にいいですよ。
特に、スタンドアローンでも使え、PCVRとしても活用できる点が大きな強みですね。
手頃な価格ながら、MR機能も搭載されているため、今後のVR・MR市場のトレンドを先取りしたい人には最適な選択肢でしょう。
最後に、Quest 3s の主なスペックと比較表をまとめます。
解像度 | 4K相当 |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
プロセッサ | Snapdragon XR2 Gen 2 |
スタンドアローン対応 | ○ |
PCVR対応 | ○(Air Link対応) |
MR機能 | ○ |
バッテリー持ち | 約2時間 |
価格 | Quest 3 より安価 |
このスペックと価格のバランスを考えると、Quest 3s はコスパ最強のVRヘッドセットと言えるでしょう!
