「VRを試してみたいけど、何万円も出すのは…」 「Amazonで1000円くらいのエレコム製ゴーグルを見つけたけど、安すぎて逆に不安」 「種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない!」
格安VRゴーグルの前で、誰もが一度はこんな悩みにぶつかります。
この記事で取り上げるのは、エレコムの「VRG1BK」。数年前に発売され、今や旧モデルとなった3000円前後のVRゴーグルです。
「古いモデルのレビューなんて意味あるの?」と思うかもしれません。しかし、安いからこそ、失敗したくないのが人の心。
そこで今回は、この旧式ゴーグルを今あえて購入し、後継機種や100均ゴーグルと徹底的に比較。果たして2025年の今でも「買い」なのか、その真の実力に迫ります。
- いきなり結論|:エレコムVRG1BKは「〇〇な人」にとって最高のコスパ機だった
- エレコム VRG-XEHR01BKの基本情報
- ちょっと待って!エレコムのVRゴーグルは種類が多すぎ!VRG1BKの位置づけは?
- コスパ最強の高機能VRゴーグル、それがエレコム VRG-XEHR01BK!
- エレコム VRG-XEHR01BKの特徴
- 【徹底比較】1000円ゴーグル対決!VRG1BK vs 100均 vs VOOR
- 【ダメ!ゼッタイ!】こんなあなたはエレコム VRG-XEHR01BKを選ぶと後悔するぞ!
- 【本音レビュー】VRG1BKを使い倒して分かった5つのメリット
- 【正直に告白】VRG1BKのここがダメ!3つの重大なデメリット
- 【裏ワザ】ボタン干渉を100円で解決するオリジナルハック
- よくある質問Q&A
- まとめ
いきなり結論|:エレコムVRG1BKは「〇〇な人」にとって最高のコスパ機だった
様々なVRゴーグルを試してきた私が先に結論を述べます。このVRG1BKは、ズバリ**「スマホでVR動画をとにかく安く、最低限まともな品質で体験してみたい人」**にとって、今なお最高のコストパフォーマンスを誇る一台です。
こんな人におすすめ!
- 初めてVRを体験する、入門者中の入門者
- 高価な機器を買う前に、VR動画(特にDMM)を試してみたい人
- 100均のペラペラなゴーグルでは満足できないが、3000円以上は出したくない人
- メガネをかけているが、コンタクトは面倒な人
逆に、少しでもVRゲームに興味があるなら、絶対に買ってはいけません。この記事では、なぜそう断言できるのか、その理由を深く、そして正直にお伝えしていきます。


これってどんなVRゴーグルなのかな?

コスパで選ぶなら最初の一台として最適だと断言するよ!
「スマホでVRを試してみたいけど、どれを選べばいいんだろう?」
そんなあなたにぴったりなのが、エレコムのVRG-XEHR01BK。このVRゴーグルは、スマホにセットして使うだけの手軽なモデルながら、初心者にも扱いやすく、快適なVR体験を提供してくれます。
特に、次のような人にはピッタリですよ!
- スマホで充実したVR体験を楽しみたい人
- コスパの良いスマホ一体型VRゴーグルを探している人
- リモコン付きのスマホ用VRゴーグルが欲しい人
- ヘッドホン付きで遮音性が高いVRグッズを探している人
- スマホVRデビューに最適な人気グッズを探している人
初めてのVRゴーグル選びに迷っているなら、まずはこの一台を試してみる価値があります。

エレコム VRG-XEHR01BKの基本情報


まずはこのゴーグルの基本スペックを教えて!

OK!最低限の機能は全て押さえているのがすごいんだ!
価格: 3,460円
エレコム VRG-XEHR01BKは、スマホ用VRゴーグルとしては比較的手頃な価格で販売されています。「とにかくVRを試してみたいけど、高価なものはちょっと…」という方に最適です。
ワイヤレスリモコン
付属のワイヤレスリモコンを使えば、VRコンテンツの操作も簡単。動画の再生や一時停止、簡単なゲーム操作が手元で可能になります。ただし、使用中はリモコンを直接見ることができないので、慣れるまでは少し不便に感じるかもしれません。
一体型ヘッドホン
VR体験の没入感を高めるには、音も重要な要素です。このゴーグルには一体型ヘッドホンが搭載されており、迫力のあるサウンドを楽しめます。外部の音を遮る設計になっているため、より集中してVRコンテンツに没頭できます。
目幅調節・ピント調節機能
人によって目の幅や視力は異なります。VRG-XEHR01BKには目幅調節とピント調節機能が備わっているので、個々の視力や目の位置に合わせて最適な映像を楽しめます。
対応スマートフォン
このVRゴーグルは、4.8インチ~7.0インチのスマートフォンに対応しています。最近の大型スマホにも対応しているので、多くのユーザーが使用可能です。

ちょっと待って!エレコムのVRゴーグルは種類が多すぎ!VRG1BKの位置づけは?
エレコムのVRゴーグルを調べると「VRG-〇〇BK」という型番が大量に出てきて混乱しますよね。まずVRG1BKがどんな立ち位置の製品なのか整理しましょう。
3.1. DMMポイント付き「VRG-D01PBK」との関係
かつてエレコムは、DMMのVR動画1000円分ポイントが付属した「DMMスターターセット(VRG-D01PBKなど)」を3,000円前後で販売していました。このセットは「実質2,000円でゴーグルが手に入る」と人気を博しました。今回レビューするVRG1BKは、そのポイントなし廉価版、もしくはそれに近いスペックを持つモデルと考えて差し支えありません。
3.2. 現行モデル「VRG-S01BK」や後継機との違い
現在(2025年時点)の市場では、後継にあたるモデルや、新しい廉価モデル(VRG-S01BKなど)が販売されています。それらと比較したVRG1BKの特徴は、「やや古いが、VRゴーグルの基本機能(ピント・目幅調整)をしっかり押さえた、実直な設計」にあると言えるでしょう。最新モデルほどの洗練さはありませんが、その分、中古市場などでより安価に手に入る可能性があります。
コスパ最強の高機能VRゴーグル、それがエレコム VRG-XEHR01BK!


このVRゴーグル最大の売りポイントはどこかな?

なんといってもコスパの良さだね!
VRG-XEHR01BKは、エントリー向けモデルながら多機能を備えた優秀なVRゴーグルなんですよね。価格以上の性能を持ち、手軽にVRの世界を楽しめるのが最大の魅力です。
VRコンテンツを快適に楽しむために、
- 高品質な非球面光学レンズ
- ヘッドホン一体型設計
- 目幅やピントの細かい調整機能
といった要素がバランスよく盛り込まれています。ですので、これからVRを始めたい方にとって、これ以上ないほどのコスパモデルといえるでしょう。
エレコム VRG-XEHR01BKの特徴
このゴーグルには、初心者向けとは思えないほどの充実した機能が搭載されています。ざっくりと表にしてみると・・・
遮音性の高いヘッドホン一体型 | 余計な音を遮断し、VRの世界に没入。 |
臨場感ある音を体験可能 | 体的なサウンドでよりリアルな体験が可能。 |
バランスに優れた音質: | 音から高音まで、バランスの良いサウンドを提供 |
調節可能なヘッドバンドとヘッドホン部 | 自分に合った快適なフィット感を調整可能。 |
柔らかなクッション素材のイヤーパッド | 長時間使用しても耳が痛くなりにくい。 |
目幅調節&ピント調整ダイヤル | 個々の視力に合わせた最適な視界を実現。 |
内蔵した操作ボタン: | 簡単な操作でコンテンツを楽しめる |
非球面光学レンズ: | 歪みの少ない鮮明な映像を楽しめる。 |
サイズ切り替えアダプター: | 異なるスマホサイズに対応。 |
開閉しやすいフロントカバー設計 | スマホの装着・取り外しがスムーズ。 |
眼鏡を装着した状態でも使用可能: | 視力が悪い方でも安心して使用できる。 |

これ一つでVR全部できちゃうじゃん!これはすごいね♪
【徹底比較】1000円ゴーグル対決!VRG1BK vs 100均 vs VOOR
では、同じ1000円前後で買えるライバルたちと直接対決させてみましょう。
比較項目 | エレコム VRG1BK | ダイソー製 (550円) | VOORグラス (約1000円) |
レンズ性能 | ◎ (調整機能あり) | × (調整不可、歪み大) | 〇 (クリアだが調整不可) |
装着感 | 〇 (ヘッドバンド) | △ (バンドが弱い) | △ (手で押さえる必要あり) |
メガネ対応 | ◎ (スペース広い) | × (ほぼ不可) | × (不可) |
作り | 〇 (プラスチック製) | △ (段ボール+レンズ) | 〇 (折りたたみ式) |
総合評価 | THE・スタンダード | 安かろう悪かろう | 携帯性に特化 |
Google スプレッドシートにエクスポート
1. レンズ性能と映像体験(クリアさ・視野角)
勝者は、文句なしでVRG1BKです。最大の理由は**「ピント調整」と「目幅調整」の両方が可能**なこと。これが無い100均ゴーグルは、どれだけ頑張っても映像がぼやけ、数分で酔ってしまいました。VOORグラスもレンズはクリアですが、調整できないため人を選びます。VRG1BKは、自分の目に合わせて最適な位置に調整できるため、最もクリアで安定した映像を楽しめました。
2. 装着感と使い勝手(バンド・ピント調整・重さ)
ここでもVRG1BKが優位。しっかりしたヘッドバンドのおかげで、両手が自由になります。手で押さえる必要があるVOORは、長時間の動画視聴には向きません。ダイソー製はバンドが心もとなく、すぐにズレてしまいました。
3. 総合コスパ判断!結局どれを買うべき?
- 安定した動画視聴体験を求めるなら → エレコム VRG1BK
- とにかく携帯性重視、数分の動画をサッと見たいなら → VOORグラス
- 「VRとは何か」を1回体験して捨てる覚悟なら → ダイソー製
と言えるでしょう。
【ダメ!ゼッタイ!】こんなあなたはエレコム VRG-XEHR01BKを選ぶと後悔するぞ!


でも、誰でもこのゴーグルを選べば正解ってわけじゃないよね?

そうだね。例えば、以下のような人には向かないかも…
もちろん、このVRゴーグルにもデメリットはあります。
レンズがやや曇りやすい | 長時間使用すると内部の温度上昇で曇ることがある。 |
使用中にスマホが熱くなる | 長時間の使用でスマホの発熱が気になることも。 |
リモコンを使用中に確認できない | :操作に慣れが必要。 |
本格的なVR体験には向かない | 高性能なVRヘッドセットには及ばない。 |
VRG-XEHR01BKは、あくまで「お試し用のエントリー機種」です。本格的にVRを楽しみたいなら、Meta Quest3やMeta Quest3s、そして、DPVR-4D Proのようなより高性能なモデルの購入も検討しましょう。
【本音レビュー】VRG1BKを使い倒して分かった5つのメリット
実際にDMMのVR動画やYouTubeの360度映像を10時間以上視聴して感じた、VRG1BKの優れた点をご紹介します。
1. メリット①:3000円とは思えない「しっかりした作り」
100均ゴーグルのようなペラペラ感は皆無。硬質なプラスチック製のボディは、数回落としたくらいではビクともしない安心感があります。「安物買いの銭失い」にはなりにくい、最低限の品質をクリアしています。
2. メリット②:意外と使える!ピント&目幅調整機能
前述の通り、これが最大のメリット。本体上部のダイヤルで左右のレンズ間隔を、側面のダイヤルで焦点距離を調整できます。この機能のおかげで、映像のボケや二重写りをかなり軽減でき、没入感が格段に向上します。3000円クラスでこの機能があるのは本当にありがたいです。
3. メリット③:DMMやYouTubeに最適!動画視聴への割り切り
このゴーグルは「動画視聴用」と割り切れば、非常に優秀です。特にDMMのVR動画との相性は抜群。高価なヘッドセットは不要でも、「ちょっとあの動画をVRで見てみたい」というニーズに完璧に応えてくれます。
4. メリット④:メガネ民に朗報!大きめ設計でメガネ併用も可能
内部のスペースが比較的広く設計されており、私が使っている横幅140mm程度の一般的なメガネなら、問題なく装着したまま使用できました。これは他の多くの格安ゴーグルにはない大きな利点です。
5.5. メリット⑤:精神的優位性!雑に扱える安心感
数万円のQuest 3なら丁重に扱いますが、1000円なら話は別。ベッドサイドに放り投げたり、気軽に友人に貸したり、雑に扱える精神的な楽さは、結果的に使用頻度を高めてくれます。
【正直に告白】VRG1BKのここがダメ!3つの重大なデメリット
もちろん、完璧ではありません。購入後に「こんなはずじゃなかった!」とならないよう、欠点も包み隠さずお話します。
1. デメリット①:スマホのボタンに干渉しすぎ問題
これは本当に深刻です。スマホを固定するホルダー部分が、機種によっては電源ボタンや音量ボタンを的確に押してしまい、視聴中に電源が落ちたり、音量が勝手に変わったりします。多くのユーザーがこの問題に悩まされています。
2. デメリット②:やっぱり重い…長時間の使用は苦行
しっかりした作りの代償として、本体重量が約280gあります。これにスマホの重さが加わるため、合計で450g超。30分もすると首や顔にずっしりとした重さを感じ始め、1時間を超えると苦行のレベルです。
3. デメリット③:最新の大型スマホだと装着がギリギリ
iPhone 15 Pro Maxのような最近の大型・高性能スマートフォンだと、サイズ的にも重量的にも装着がかなりギリギリです。カメラ部分の出っ張りが干渉することもあり、全てのスマホに快適に対応するわけではありません。
【裏ワザ】ボタン干渉を100円で解決するオリジナルハック
デメリット①のボタン干渉問題。私は100均で売っている「耐震ゲルマット」を小さく切り、スマホとホルダーが接触する部分に貼り付けることで解決しました。ゲルの厚みでボタンが直接押されるのを防ぐ、安価で効果抜群の裏ワザです。ぜひお試しください。
![耐震ゲルマットを貼り付けた様子の写真をここに挿入]
よくある質問Q&A
Q. DMMの1000円ポイントはもう付いてないの?
A. 現在新品で販売されているVRG1BKや類似モデルに、DMMポイントが付属することは基本的にありません。ポイント付きは過去のキャンペーン品です。
Q. 対応しているスマホのサイズを教えて
A. 公式では4.0〜6.5インチとされています。ただし、前述の通り、最近のカメラの出っ張りが大きい大型スマホは、実際に試してみないと分からない場合があります。
Q. VRゲームはできますか?
A. 一切できません。視線カーソルで選択するだけの簡易的なゲームなら可能ですが、『Beat Saber』のようなコントローラーを使う本格的なゲームは100%不可能です。ゲーム目的ならMeta Questシリーズ一択です。
まとめ


スマホ用VRデビューなら、これかなりお勧めだね!

最初の一台目としてはこれで充分だと思うよ。
エレコム VRG-XEHR01BKは、VR初心者に最適なエントリーモデルです。価格と性能のバランスが取れており、VRの楽しさを十分に味わえる一台です。
ただし、本格的にVRを追求するなら、よりハイスペックなモデルを検討するのも一つの選択肢でしょう。
最後に、このゴーグルの特徴を簡単にまとめます。
価格 | 3480円(コスパ最強) |
ヘッドホン | 一体型、高遮音性 |
リモコン | ワイヤレスリモコン付き |
調整機能 | 目幅調整&ピント調整可能 |
レンズ | 非球面光学レンズ |
スマホサイズ | 4.8~7.0インチ |
デメリット | スマホ発熱・リモコンの視認性の問題 |
